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竹イカダつくり体験!

竹イカダつくり体験/
竹イカダ体験

始めました!新しい体験!
竹イカダつくり体験!

実はシーズンオフは新しいことを初めました。
竹林整備。
県の事業もあり、補助金を頂きながら荒廃した竹林の整備をしています。

実はこのお仕事、海の環境問題につながるんです!

この僕が住んでいる東彼杵はそのほとんどの雨水は大村湾に流れ込みます。
その流れていく過程でこの荒廃した竹林や森林、放棄耕作地があると実は海にとってあまり望ましくないものになるんです。

雨水は通常陸地に降り注ぐとそのまま川に流れ込む水と地にしみこむ水があり、その川の水や地へしみこんだ水が川や海へ流れていきます。

その”地中へしみこむ水”が重要で、しみ込むことで実は海藻にとって必要な栄養素がその水に溶け込み川や海へ流れ込むのです。

しかし、荒廃した森林や畑などでは地中に固い層などができ海藻にとって必要な栄養素がその水に溶け込まないまま川や海へ流れ込むのです。
(※自然林はその限りではありません、手が入っていない山の土は柔らかくしっかり水がしみこみます。)

そこでその荒廃した森林や畑などを人間が手間をかけ育てていくと、しっかりしみこむ土壌ができ、海藻も豊かに育っていくのです。

余談ですが、僕は沖縄で生まれ育ちもちろん沖縄の海で育ってきました。そして長崎に来て驚いた一つが海藻いっぱいの海です。
もちろん沖縄でも海藻は海の生物にとってとても重要な要素ですが、沖縄ではそれよりもサンゴの方が重要なのだと思っていました。
しかしこちらに来て釣りをして地元の方に話を聞くと「今は海藻がないから魚もいない」と何度も聞きました。
そのくらいこちらの海にとって海藻は重要なのだと痛感した体験でした。

話はそれましたが、その豊かな水がはぐくんだ豊かな海藻が海の生物ピラミッドの底辺の生き物たちを支えているのは間違いなく、森林や竹林、畑など整備をしていくのはとても重要だという事です。

前置きは長くなりましたが今回は竹イカダ体験につながるまでの全編でした。

ありがとうございました。